ホームセンターでの木材の選び方
ホームセンターの木材コーナーに行くと木材が山積みにされている光景を見ます。
その木材の山から何を基準に選べば良いか悩むと思います。
その中から質の良い木材を選ぶためのポイントをまとめました。
⇒DIY向けホームセンターの木材の種類はこちらのページへ
DIYをやる時にホームセンターで木材を選ぶポイント
- 反り・ねじれ
- 割れ・芯持ち材
- 生節・死節
- ヤニ・変色
特にDIYで人気がある無垢材のスギ・ヒノキ・ホワイトウッド・SPFを選ぶ時のポイントです。
反り・ねじれ
木が空気中の水分を吸ったり吐いたりすることで、木の細胞が膨張・収縮します。
木材は水分を含んでいるので乾燥するに伴って反ります。
木材は一般的に木裏から木表の方向に反ります。
初心者でDIYをされる方は反りやねじれを修正できない場合が多いので、なるべく反りとねじれが少ない木材を選びましょう。
割れ・芯持ち材
年輪の中心が『木材の芯』の部分になります。
芯持ち材はねじれ・反り・割れなどのデメリットを引き起こしやすいのでなるべく避けて選びましょう。
生節・死節
樹木の生長によって幹の中に包み込まれた枝の部分が節です。
死節は枯れ枝が幹に包み込まれた部分で、乾燥したりすることで動いたり、抜け落ちることがあります。
木材に節は付き物ですので、死節があっても使えない訳ではありません。
使用する木材に死節が入る場合は切り落として部材として使いましょう。
ヤニ・変色
SPFの場合、パイン系の木材ですので松ヤニが出てくることがあります。
ヤニツボが無くても樹脂成分の強い木材でしたら表面からポツポツとヤニが出てくることがあります。
表面からポツポツ出てくるヤニでしたら、エタノールで拭くことで簡単に落とすことができます。
ホームセンターで集成材と合板を選ぶポイント
- 耐水性
- ホルムアルデヒド放散量等級
用途に合わせて耐水性とホルムアルデヒド放散量等級のF☆☆☆☆を確認しましょう。
ホルムアルデヒド放散量等級
ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因のとなる化学物質の一つです。
集成材と合板に使われている接着剤などに含まれています。
☆が多くなるほど放散量が少なるので、室内用の家具などを作る場合はF☆☆☆☆を選びましょう。
耐水性
耐水性の高いものから特類・1類・2類・3類に分類されています。
室内で使うハンドメイド家具や雑貨などを作る場合は2類で良いでしょう。
たまにねじれている合板があるのでチェックしましょう。